練習中に違和感を感じたら迷わずストップ

2時間走や20km走という一般ランナーにとってハイレベルのトレーニングでは、
いくら歩きを入れたり、基本的にスローペースで走るといっても負担は大きいもの。
言い換えると、だからこそ効果が上がるわけですが、
体に決定的なダメージが残るようでは、逆効果になってしまいます。

日々のトレーニング後に、大きな疲労感を覚えるのは構いません。
しかし、ヒザや腰などに「痛みが生じた」というのは問題です。
これは故障の第一歩を踏み出したことを意味するからです。

長距離のトレーニングを行う上で一番注意すべきは、無理から来る故障です。
もしトレーニング中に「痛む」という状況になったのならば、迷わず走るのをストップ。
場合によっては専門家に相談する必要があります。

ただそれが、ちょっとした違和感や不安感、あるいは「重さ」という感覚的ものであれば、
立ち止まってストレッチングやマッサージをすることで解消することも出来ます。
とは言っても、常に早め早めの対処を心がけるようにしましょう。

それなりに走り込みを続けていると、ある程度走っている時は立ち止まりたくなくなってきます。
でも、この欲張ることで生まれる判断ミスは、後々取り返しのつかない結果を招くことにもなります。
「どうしようかな」と迷ったら、迷わず立ち止まって対処すると決めておくことです。

 

 

◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆

 【ジョギング】トップ
 その1 負荷を上げる 【トレーニングの5か条】
 その2 効果的な練習法 【トレーニングの5か条】
 その3 ときには長い距離に挑戦 【トレーニングの5か条】
 その4 練習の流れをつくる 【トレーニングの5か条】
 その5 マラソン足を作り上げる 【トレーニングの5か条】
 LSDで持久力を高める
 心拍計を用いたサブ4トレーニング
 テーピングで安全性を高め、疲労を軽減
 アミノ酸を活用して効果的なトレーニングを
 疲労を軽減する作用を持つアミノ酸
 ペースを落として距離を伸ばす
 フルマラソンには目標タイムを設定しよう
 スタミナアップはゆっくり長く
 スタミナアップには欠かせないLSDで走るベースを作る
 はやる気持ちを抑えたセルフコントロールを
 マラソン初心者はとくに、ゆっくり目のスロージョグを
 マイペースとスローペースを使い分ける
 LSDでフォームを整える
 「上り」「下り」でトレーニングを最大化させる
 フルマラソンの前に2時間走を実施
 1週間に5km走×3回でスタミナアップ
 「距離走」と「時間走」で着実にレベルアップ
 3時間走で確かな自信をつける
 30km走で超回復による強化を


 

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