ペースを落として距離を伸ばす

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ここでは皆さんが朝夕、
ちょっとした時間にランニングを楽しんでいるジョガーだとしましょう。
それは普段忙しくてめったに走れていないけど、
週末は結構走っている、という場合でも大丈夫です。

その場合、自分なりの走るペースが、ほぼ決まっているはずです。
それほど無理することなく心地良い汗がかけて、
30~60分程度は走り続けられるという「マイペース」がそれですね。

そういったジョガーが、これからフルマラソンを目指そうという時に、
そのマイペース以上の走りは必要ありません。
なぜならば、トレーニングの目標は速くなることではなく、
長く走れるようになることだからです。
つまり単純に走る時間を延ばしていくだけでも、
十分にマラソンのゴールに到達することは出来るわけです。

 

 

1km6.5分にステップアップを図る

例えば、あなたのランニングのペースが1kmを6.5分でカバーできる程度だとします。
これは週末にランナーの集まる公園を走れば、
時折後ろから来たランナーに抜かれてしまうペース。
走り慣れたランナーならば、かなり余裕のあるペースとも言えます。
その1kmを6.5分で走るペースでマラソンを走ったとしても、
ゴールタイムは4時間30分そこそこ。
これは初マラソンならば「大成功」と言って良いもの。
ジョガーの持ちタイムとしても十分に胸を張れます。
なぜならこのタイムは、ほとんど歩かずに完走できたという証でもあるからです。

アスリートのように熾烈な先頭争いを勝ち抜かなければならない訳では決してありません。
「マイペース」で42.195kmを走り切れればいいわけです。
だから目標も、自分なりのペースで長く走れるようになる、ということになるわけですね。

 

 

◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆

 【ジョギング】トップ
 その1 負荷を上げる 【トレーニングの5か条】
 その2 効果的な練習法 【トレーニングの5か条】
 その3 ときには長い距離に挑戦 【トレーニングの5か条】
 その4 練習の流れをつくる 【トレーニングの5か条】
 その5 マラソン足を作り上げる 【トレーニングの5か条】
 LSDで持久力を高める
 心拍計を用いたサブ4トレーニング
 テーピングで安全性を高め、疲労を軽減
 アミノ酸を活用して効果的なトレーニングを
 疲労を軽減する作用を持つアミノ酸
 フルマラソンには目標タイムを設定しよう
 スタミナアップはゆっくり長く
 スタミナアップには欠かせないLSDで走るベースを作る
 はやる気持ちを抑えたセルフコントロールを
 マラソン初心者はとくに、ゆっくり目のスロージョグを
 マイペースとスローペースを使い分ける
 LSDでフォームを整える
 「上り」「下り」でトレーニングを最大化させる
 フルマラソンの前に2時間走を実施
 1週間に5km走×3回でスタミナアップ
 「距離走」と「時間走」で着実にレベルアップ
 3時間走で確かな自信をつける
 30km走で超回復による強化を
 練習中に違和感を感じたら迷わずストップ


 

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