アミノ酸を活用して効果的なトレーニングを
日々スポーツと向き合っている皆さんにおいては、
体を作るのにタンパク質が必要だということはご存知のことでしょう。
そのタンパク質を、体を構成する要素にまで分解して、
吸収効率を高める食品がアミノ酸です。
このアミノ酸の活用法を考えてみましょう。
一般にタンパク質の摂取はトレーニング直後が効果的だとされています。
それは壊された筋繊維を、できるだけ早く修復したいからです。
ただし、内臓疲労という問題もありますから、
トレーニング直後の食事は難しいもの。
でもアミノ酸なら、走り終わった瞬間にも摂取が可能というわけです。
さらにはトレーニング中に摂取することができるのも利点でしょう。
例えば、持久競技では60分を越える辺りから、
筋中のタンパク質が分解され始めるといわれています。
ならば60分を越えて走る場合、途中でのアミノ酸摂取が有効になります。
吸収が始まるのに20分程度がかかりますから、
走り始めて40分ぐらいを目処にアミノ酸を飲めば、
走りながら筋肉を回復させることが出来るということです。
これを実践すれば、筋肉の回復が効果的に促されるのはもちろん、
筋繊維の損傷も少なくてすみます。
これは体感的には疲労が少ないということです。
アミノ酸をうまく活用すれば、
少ない疲労で効果の高いトレーニングができるということを頭に入れておきましょう。
◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆
◇ 【ジョギング】トップ
◇ その1 負荷を上げる 【トレーニングの5か条】
◇ その2 効果的な練習法 【トレーニングの5か条】
◇ その3 ときには長い距離に挑戦 【トレーニングの5か条】
◇ その4 練習の流れをつくる 【トレーニングの5か条】
◇ その5 マラソン足を作り上げる 【トレーニングの5か条】
◇ LSDで持久力を高める
◇ 心拍計を用いたサブ4トレーニング
◇ テーピングで安全性を高め、疲労を軽減
◇ 疲労を軽減する作用を持つアミノ酸
◇ ペースを落として距離を伸ばす
◇ フルマラソンには目標タイムを設定しよう
◇ スタミナアップはゆっくり長く
◇ スタミナアップには欠かせないLSDで走るベースを作る
◇ はやる気持ちを抑えたセルフコントロールを
◇ マラソン初心者はとくに、ゆっくり目のスロージョグを
◇ マイペースとスローペースを使い分ける
◇ LSDでフォームを整える
◇ 「上り」「下り」でトレーニングを最大化させる
◇ フルマラソンの前に2時間走を実施
◇ 1週間に5km走×3回でスタミナアップ
◇ 「距離走」と「時間走」で着実にレベルアップ
◇ 3時間走で確かな自信をつける
◇ 30km走で超回復による強化を
◇ 練習中に違和感を感じたら迷わずストップ
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