マイペースとスローペースを使い分ける
マラソン初心者の皆さんは、
「ゆっくり走るといっても、実際にはどれぐらいのペースで走れば良いのだろう?」と、
疑問に思ってることでしょう。
果たして、1kmを何分以上かけて走ればスローペースと言っていいのだろうか、と。
実は、何分以上といった数字的な基準はありません。
極端なことを言えば、スローペースで走っている選手に、
私たち一般ランナーは全くついていけないわけですから。
例えば、今のマイペースから1km当たり1分のペースダウンをするのならば、
それほど違和感なく走れるかもしれません。しかし、できるだけゆっくりだからと言って、
1km当たり2分も落とそうものなら、かえって走りがギクシャクして長く走れないはずです。
参考までに数字を出しておけば、ゆっくり長く走ることに慣れた選手は、
なんと1kmを8分程度というごくスローなペースで走ることが出来ます。
これだけのスローペースを、リキむことなく自然なフォームで走るには
やはり「テクニック」が必要と言っていいでしょう。
とは言っても、私たちはそこまでを目指す必要はありません。
普段のマイペースよりゆとりの持てるスピードで、ゆっくり走れば良いのです。
要は、ペースを落とすことがストレスにならず、
楽に感じられるペースであればそれで良いわけですね。
「ゆっくり走る」とは、「ペースを気にしないように」と、同義語でもあることを理解しておきましょう。
◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆
◇ 【ジョギング】トップ
◇ その1 負荷を上げる 【トレーニングの5か条】
◇ その2 効果的な練習法 【トレーニングの5か条】
◇ その3 ときには長い距離に挑戦 【トレーニングの5か条】
◇ その4 練習の流れをつくる 【トレーニングの5か条】
◇ その5 マラソン足を作り上げる 【トレーニングの5か条】
◇ LSDで持久力を高める
◇ 心拍計を用いたサブ4トレーニング
◇ テーピングで安全性を高め、疲労を軽減
◇ アミノ酸を活用して効果的なトレーニングを
◇ 疲労を軽減する作用を持つアミノ酸
◇ ペースを落として距離を伸ばす
◇ フルマラソンには目標タイムを設定しよう
◇ スタミナアップはゆっくり長く
◇ スタミナアップには欠かせないLSDで走るベースを作る
◇ はやる気持ちを抑えたセルフコントロールを
◇ マラソン初心者はとくに、ゆっくり目のスロージョグを
◇ LSDでフォームを整える
◇ 「上り」「下り」でトレーニングを最大化させる
◇ フルマラソンの前に2時間走を実施
◇ 1週間に5km走×3回でスタミナアップ
◇ 「距離走」と「時間走」で着実にレベルアップ
◇ 3時間走で確かな自信をつける
◇ 30km走で超回復による強化を
◇ 練習中に違和感を感じたら迷わずストップ
Trackback URL