不調を感じたら迷わずトイレへ
こんな逸話をご存知でしょうか。1970年代の名ランナーだった米国のフランク・ショーターは、レース中に急遽、腹痛に見舞われて、途中で用をたしながらも優勝したことがありました。この事実が教えているのは、レース中のトイレは決し…
距離の壁を克服する
経験者ならばご存知かと思いますが、フルマラソンには、必ず「距離の壁」が立ちはだかるものです。それは、後半に入ると疲労が大きくなったり集中力が低下したりして、もう苦しくて仕方がなくなってくる現象です。でも、そんな壁もやり方…
オーバーペースには細心の注意を
オーバーペース。これはフルマラソンに慣れているランナーでも、ついやってしまうものです。周りのランナーの勢いにつられたり、雰囲気にのまれてしまったりなど……。頭では冷静に走るつもりでも、現場ではなかなか思い通りにいかないの…
大会中のケイレン対処法
フルマラソン中は気が抜けないものです。例え大会前半は快調に走ることができても、後半に入ると何が起きるか分かりません。特に、こわいのが筋肉のケイレンです。このケイレンが起きてしまったら、急に止まらずに、まずはペースを落とし…
腹痛の前に予防策を
ランニング中に腹痛を起こした経験はありますでしょうか。これは一般的に、胃下垂の人に多いと言われています。そういう体質の人は、何よりも予防を心掛けることが大切です。まず、大会前には根菜類のように食物繊維の多い食べ物を口にし…
脱水状態の前に水分補給を
夏場はもちろん、冬場でもランナーは常に大量の汗をかきます。そのため適度に給水しないと、体内の水分が不足して脱水状態になってしまいます。そしてこうなると、体温が急激に上昇して運動能力が落ちるばかりか、意識障害を起こす熱中症…