大会中のケイレン対処法

フルマラソン中は気が抜けないものです。
例え大会前半は快調に走ることができても、
後半に入ると何が起きるか分かりません。
特に、こわいのが筋肉のケイレンです。
このケイレンが起きてしまったら、急に止まらずに、まずはペースを落とします。

歩幅を縮めて小さな走りに切り替えていきます。
そして、ケイレンが来たのが右足だったら、その右足が着地するときに息を吸い、
反対の足が着地するときにはフーッと息を吐くようにします。
これは筋トレの際に、力を込めるときに息を吐くやり方の応用です。
まずはこれで様子を見ましょう。

もしくは、歩いてみることです。
それでもケイレンがおさまらないようならば、立ち止まってストレッチングを行います。

ちなみに、サブ3を目指しているランナーでもありませんから、
タイムのロスを気にする必要は全くありません。
十分にストレッチングを行ってケイレンを治した方が、
あとの結果は良くなってくるのは明白。

その際に、水で冷やすのは厳禁です。
筋肉が冷えてかえってよくありません。
また余談ですが、かつてはトップ選手の中には
安全ピンを使い筋肉を刺激しているケースもごく稀にありますが、
これは言うまでも無く真似などせぬように。
そうした人も同じ大会に参加しているかもしれない程度に頭に入れておきましょう。
あくまでも、ケイレンはストレッチングで治すのが基本ですね。

 

 

◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆

 【大会出場】トップ
 適切な体温調整 その1
 適切な体温調整 その2
 ランニングシューズの購入 その1
 ランニングシューズの購入 その2
 スポーツ障害の認識
 ランニング中のトラブルについて その1
 ランニング中のトラブルについて その2
 大会数日前の走り込み
 練習を休まないことで調整出来ることもある
 マラソン大会10日前こそ慎重に
 大会前まで可能なスポーツマッサージ
 大会前は炭水化物を摂取
 たっぷり眠れればあとは走るだけ
 前もって大会に持っていくものをひと通り確認
 「ランニングシャツ + ランニングパンツ」がテッパン
 マラソン初心者必見のウェア選び
 大会1時間前の過ごし方
 大会1時間前にバナナやおにぎりを
 脱水状態の前に水分補給を
 腹痛の前に予防策を
 オーバーペースには細心の注意を
 距離の壁を克服する
 不調を感じたら迷わずトイレへ


 

Leave a Reply

* が付いている項目は、必須項目です!

*

Trackback URL