ランニング中のトラブルについて その1

ラン中のトラブルには、筋肉痛や関節痛だけでなく、
頭部の痛みや腹部の締め付け、胸の苦しさ、
肩こりなどたくさんあります。
筋肉痛や関節痛とは違い、
血液関係や内臓の不調、異常が原因の場合もあるので、
症状によってはすぐに走ることを中止して、
立ち止まって体の具合を見る用心深さが重要。


・胸の苦しさ
→ 腹部か心臓に原因の可能性

胸に苦しさを感じたらスピードを落とすか歩くかして、
その苦しさが落ち着くかを見てみます。
落ち着くのであれば、呼吸に関係する部分の疲れだと考えられます。
しかし、まだ苦しさが継続するのであれば、
呼吸関係以外の原因が考えられる。ひとつに腹部の不調です。
胸はお腹のほうと直結してますので、
冷えからお腹を崩してそれが胸の苦しさに現れることがあります。
もうひとつは心臓の異常。
これは命に関わることですから、ただちに走るのを中断すべきです。


・頭部の違和感
→ 疲労の蓄積が大半

頭の両側、コメカミ部分に違和感を感じたら、
カゼ気味だと考えられます。
一方、肩から首、そして後頭部にかけて普段と違う感じを覚えたり、
フラっとしたら例えそれが軽いものでも即座にランニングを中止。
これは疲労の蓄積で血液の流れが悪くなり、
貧血状態に陥ってる可能性があります。
まず立ち止まって、胸やお腹など上半身をストレッチして
緊張をほどきリラックスさせると、血液の流れが良くなってきます。


・わき腹の痛み
→ 食後でなければ血液の流れを疑う

わき腹の痛みは、食事後すぐに走り出したのであれば、
食べ物がまだ消化されていないので、
少し休憩して消化を待てば問題ない。
しかし食事後でなければ、ランニング中で
血液の流れがなんらかの原因で狭められていることが考えられます。
そんな場合は、呼吸の吐き出しを大げさに行いペースを落としたり、
止まってウォーキングに切り替えたりすれば、
除々に痛みは和らいでくるものです。

 

 

◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆

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 ランニング中のトラブルについて その2
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