適切な体温調整 その1

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マラソン大会の基本的なランスタイルといえば、
ノースリーブのランニングシャツとランニングパンツが主流。
ですが、皆さん一様にこのスタイルで良いかといえば決してそうではありません。
冬の大会を前提に言えば、この格好は通常生活においては有り得ないものです。
確かに多くのランナーが上記のような軽装ですが、例外はもちろんありますけど、
このスタイルがベストなのは本格的なスピードランナーや、
ある一定の基準に達した市民ランナーの場合が大半。
それは彼らが出走中ともなれば、
体内温度が40度以上になることからも分かって頂けると思います。

一般的なランナーは彼らに比べて当然、体内のエネルギー燃焼が弱く、
外の冷気に対しても抵抗力がありませんから、体は冷やされやすいもの。
これからサブ4を目指す皆さんは、
既存の軽装なランスタイルをそのまま実践するのではなく、
外気温に対して自分に合った適切な準備をしておきましょう。

 

手袋の効果

手袋にはシャツ1枚分の保温力があると言われています。
ランナーの中に手袋を付けて走っている人がいるのはこのためです。

また人によって、体のある一部分から先に冷えてくるという人がいます。
頭からや、腕から、手先からと違いはありますけど、
その部分を冷やしてしまうと体全体の機能を低下させてしまいます。
ですのであらかじめ、頭から冷えやすい人は帽子をかぶる。
腕や肩から冷えやすい人は長袖を。
足からの人は長ズボンやタイツを履くなど、事前に準備しておきます。

給水所での水の飲み方

大会に出場すると、必ず給水所があります。
またその大会がある程度メジャーなものであれば、
そこに用意される給水商品も
各メーカーが研究を重ねた最先端飲料の場合がほとんどです。
言うまでも無く商品自体にはなんの問題もありませんが、
ここでの飲み方について頭に入れておきましょう。

どのタイミングで飲むべきか。
これは欲しくなったら我慢しないですぐに補給するのが大切です。
もっと言えば、欲しくなる前に飲むぐらいの気持ちでいることが重要。
発汗作用が活発になりますのでその都度水分を口に含み、
ひと口ずつ噛むようにして飲みます。
中に入ってるものを全部飲むことはなく、
口や喉もとに湿り気が出るぐらいでも大丈夫です。

 

 

◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆

 【大会出場】トップ
 適切な体温調整 その2
 ランニングシューズの購入 その1
 ランニングシューズの購入 その2
 スポーツ障害の認識
 ランニング中のトラブルについて その1
 ランニング中のトラブルについて その2
 大会数日前の走り込み
 練習を休まないことで調整出来ることもある
 マラソン大会10日前こそ慎重に
 大会前まで可能なスポーツマッサージ
 大会前は炭水化物を摂取
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 前もって大会に持っていくものをひと通り確認
 「ランニングシャツ + ランニングパンツ」がテッパン
 マラソン初心者必見のウェア選び
 大会1時間前の過ごし方
 大会1時間前にバナナやおにぎりを
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 大会中のケイレン対処法
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 不調を感じたら迷わずトイレへ


 

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