ランニングシューズの購入 その2

「安物買いの銭失い」にはならないように。
古くからあることわざですが、シューズ選びの場合は、
この言葉がピタリと当てはまります。
値段が高いほど良いということはありませんが、
あまり安いものを履くと、故障を起こしやすくなります。
それは単純に、安いがゆえの機能の低さです。
ですので、衣服にお金をかけなくとも、
シューズにはある程度の金額を惜しまないように。
人間の体を保護するために必要な構造と機能を備えているものには、
それなりの「代価」を気持ちよく支払いましょう。

 

購入後は普段ばきから

買ったシューズはすぐには使わないほうがベター。
まず普段ばきとして使用してみて馴染みましょう。

そしてランニングを開始してからの注意点があります。
それは、必ず、靴紐は走り終わるたびに結びをほどいて、
走るときにまた結ぶことです。
多くの人がこの一連の動作をしていませんが、
それではシューズの寿命を縮めるばかりでなく、
フィット感も無くなってしまいます。

人間の足は日によって、また時間によって大きさが違います。
その都度、紐の結びをゆるくしたりきつくしたりと調整しましょう。
また、紐を結んで余り部分が長めに残ったら、
結んで交差した紐の下側にもぐりこませます。
垂らしたままだとほどけやすくなるのと、
走行中に踏んづけて転倒し、怪我する可能性を防ぐためです。

最初はウェアにお金を掛けない

初めから衣服を揃える気がしない。
余裕がないという人は、普段着を工夫して利用すれば十分。
それよりまず、ランニングシューズにウェイトを置くこと。

しかし、現在のランニングウェアは各メーカーが
専用に設計、製作しているだけあって、驚くほどの機能性に満ちています。
決して急ぐ必要はありませんが、
余裕が出てきたら是非、好みの一着を手に入れてみましょう。
きっと、また走るよろこびが増えるはずです。

 

 

◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆

 【大会出場】トップ
 適切な体温調整 その1
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 ランニングシューズの購入 その1
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