脱水状態の前に水分補給を
夏場はもちろん、冬場でもランナーは常に大量の汗をかきます。
そのため適度に給水しないと、体内の水分が不足して
脱水状態になってしまいます。そしてこうなると、
体温が急激に上昇して運動能力が落ちるばかりか、
意識障害を起こす熱中症にもなりかねません。
ランナーにとって給水はとても大切なものなのです。
しかし、大会が始まってから飲むのでは遅いですから、
事前に摂っておきましょう。
缶ジュース半分ほどの量を頻繁に
コップ1杯の水が胃を通過して腸で吸収されるまでには
40~90分もかかると言われています。ですから、
少なくともスタートの30分前には
水分をたっぷりとっておく必要があるのです。
それでは実践です。まず大会中は、早め早めに何度も飲むことが大切で、
少なくとも30分に1回程度は飲んでおきたいもの。
実際に細胞レベルに水分が届くまでには40分以上かかるために、
給水が遅れると脱水状態になって危険です。
つまり、喉の渇きを感じてから飲むのでは遅いということなのです。
当然こういうトラブルは未然に防ぐべきですから事前の給水を徹底します。
そして飲む量ですが、これは1回につき
コップ1杯程度(約180ml)がちょうど良いでしょう。
◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆
◇ 【大会出場】トップ
◇ 適切な体温調整 その1
◇ 適切な体温調整 その2
◇ ランニングシューズの購入 その1
◇ ランニングシューズの購入 その2
◇ スポーツ障害の認識
◇ ランニング中のトラブルについて その1
◇ ランニング中のトラブルについて その2
◇ 大会数日前の走り込み
◇ 練習を休まないことで調整出来ることもある
◇ マラソン大会10日前こそ慎重に
◇ 大会前まで可能なスポーツマッサージ
◇ 大会前は炭水化物を摂取
◇ たっぷり眠れればあとは走るだけ
◇ 前もって大会に持っていくものをひと通り確認
◇ 「ランニングシャツ + ランニングパンツ」がテッパン
◇ マラソン初心者必見のウェア選び
◇ 大会1時間前の過ごし方
◇ 大会1時間前にバナナやおにぎりを
◇ 腹痛の前に予防策を
◇ 大会中のケイレン対処法
◇ オーバーペースには細心の注意を
◇ 距離の壁を克服する
◇ 不調を感じたら迷わずトイレへ
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