ジョギング

一見、ジョギングとランニングは同じものだと感じてしまいますが、
実は運動強度(心拍数)で違います。
野球で例えるならば、キャッチボールが“ジョギング”なのに対して、
実際にマウンドを使っての実践練習が“ランニング”にあたると言えます。
このようにジョギングはランニングの基本となりますから、
走るペースにはこだわらずに、まずは「ゆっくり」と走り出すことが大切です。

ここでは多くの方がウォーキングから始めていると思います。
そこでジョギングもウォーキング同様に、走る距離ではなく、30分、40分、50分と、
無理のない時間を設定して走るのが必要です。

 

 

1kmあたり7~8分台

初心者の皆さんは、ウォーキングから始めてジョギングへと除々にステップアップして、
体に無理のない範囲で練習を積むべきです。
そしてここで注意したいのは、ペース配分です。
それなりに体が慣れてくると、ペースを上げて走りがちになります。
しかし、まだ体が出来ていない状況で速く走ることは、体を壊すことにつながります。
ですから、ペースを上げたい衝動をこらえて、ゆっくりと体を作っていきましょう。

また、初心者のペースは意外と速い場合が多く見受けられます。
これは本人の自覚はありませんから、やはり意識して速度を調節しましょう。
ペースのイメージとしては、まずは「1kmあたり7~8分台」から始めて、
体が十分に慣れてきたら「1kmあたり7分台」へと、ペースアップするのが理想といえます。

 

 

◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆

 その1 負荷を上げる 【トレーニングの5か条】
 その2 効果的な練習法 【トレーニングの5か条】
 その3 ときには長い距離に挑戦 【トレーニングの5か条】
 その4 練習の流れをつくる 【トレーニングの5か条】
 その5 マラソン足を作り上げる 【トレーニングの5か条】
 LSDで持久力を高める
 心拍計を用いたサブ4トレーニング
 テーピングで安全性を高め、疲労を軽減
 アミノ酸を活用して効果的なトレーニングを
 疲労を軽減する作用を持つアミノ酸
 ペースを落として距離を伸ばす
 フルマラソンには目標タイムを設定しよう
 スタミナアップはゆっくり長く
 スタミナアップには欠かせないLSDで走るベースを作る
 はやる気持ちを抑えたセルフコントロールを
 マラソン初心者はとくに、ゆっくり目のスロージョグを
 マイペースとスローペースを使い分ける
 LSDでフォームを整える
 「上り」「下り」でトレーニングを最大化させる
 フルマラソンの前に2時間走を実施
 1週間に5km走×3回でスタミナアップ
 「距離走」と「時間走」で着実にレベルアップ
 3時間走で確かな自信をつける
 30km走で超回復による強化を
 練習中に違和感を感じたら迷わずストップ