はやる気持ちを抑えたセルフコントロールを

まずは、一度ゆっくりと走ってみるのが良いでしょう。
きっと、これが意外に難しいことに気付くはずです。
走りのリズムを狂わせてしまうからなのですが、実は気持ちの問題も大きいのです。

言うまでも無く、マラソンは速さで順位を争う競技です。
そもそも、歩くスピードでは物足りないから走るわけですから、
この走ること自体、始めからスピードを指向しているわけですね。

まだあります。参加された人はご存知でしょうが、
マラソン大会で完走することができれば完走証というものがもらえます。
これには自分の記録と名前が明記されていて、大会側にも記録が残ります。
友人、知人に結果を聞かれたりすることもあるでしょう。
そのため欲が出て、ついつい「速く走ろう」と思ってしまうもの。
例えそれが、普段のトレーニングであったとしてもです。

 

失敗のトップがオーバーペースであるのを知る

ゆっくり走るためには、それなりの精神的なコントロールも必要になってきます。
日々、ペースと気持ちをコントロールして、「ゆっくり長く走る」ことを心がけます。
 
そして、実はセルフコントロールという意味でも、後々これが役に立ちます。
練習不足を除けば、マラソンを失敗する原因のトップはオーバーペースです。
つまり言い換えると、はやる自分の気持ちを抑えられないことがレースを失敗に導くわけです。

ですから日頃から、その気持ちをコントロールする練習をしておきましょう。
ゆっくり、スローペースでの走りを繰り返しておけば良いということですね。

 

 

◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆

 【ジョギング】トップ
 その1 負荷を上げる 【トレーニングの5か条】
 その2 効果的な練習法 【トレーニングの5か条】
 その3 ときには長い距離に挑戦 【トレーニングの5か条】
 その4 練習の流れをつくる 【トレーニングの5か条】
 その5 マラソン足を作り上げる 【トレーニングの5か条】
 LSDで持久力を高める
 心拍計を用いたサブ4トレーニング
 テーピングで安全性を高め、疲労を軽減
 アミノ酸を活用して効果的なトレーニングを
 疲労を軽減する作用を持つアミノ酸
 ペースを落として距離を伸ばす
 フルマラソンには目標タイムを設定しよう
 スタミナアップはゆっくり長く
 スタミナアップには欠かせないLSDで走るベースを作る
 マラソン初心者はとくに、ゆっくり目のスロージョグを
 マイペースとスローペースを使い分ける
 LSDでフォームを整える
 「上り」「下り」でトレーニングを最大化させる
 フルマラソンの前に2時間走を実施
 1週間に5km走×3回でスタミナアップ
 「距離走」と「時間走」で着実にレベルアップ
 3時間走で確かな自信をつける
 30km走で超回復による強化を
 練習中に違和感を感じたら迷わずストップ


 

Leave a Reply

* が付いている項目は、必須項目です!

*

Trackback URL