ヒザの怪我防止には十分なストレッチを

スポーツばかりでなく、日ごろの生活においても筋肉や関節周りに違和感を覚えることは多々あります。これはやはり、運動不足や加齢にともなって増加するのものではありますが、ストレッチングを怠ることで生じるケースも当然あります。

 

この筋肉や関節の違和感、および怪我に関しては、基本的にエネルギーのストレス過多によるものが大半です。ある一箇所に負担を掛け過ぎるあまり、その部位が悲鳴をあげてしまうのです。回避するには普段から、それぞれの部位に適したストレッチングをすることが望まれます。いわばこのストレッチは、怪我を防ぐ万能薬とも言えますので、痛めてから後悔しないように、事前に十分に実施しておきます。

 

 

関連する筋肉もストレッチング

最も問題が起こりやすいヒザについて見ていきます。このヒザの怪我には

・鵞足(がそく)炎

→ ヒザの内側の、腱が集中してる箇所(鵞足)の炎症による痛み

・ランナーズニー

→ 別名ランナー膝。ヒザの外側、太ももの外側をおおう長い靭帯の炎症による痛み

・ジャンパーズニー

→ ヒザを酷使することで起こるスポーツ障害のひとつ

といった、主に骨がつながる箇所のストレス過多が原因で起こるものが挙げられます。これは、関係する部分の筋肉の動きが制限されることで、骨のつながる箇所が引っ張られてしまうことで生じるものです。ですから、防止にあたってはこの関連する筋肉のストレッチングは欠かせないのです。

 

このように、ヒザ周りの怪我のみでなく、すべての筋肉、関節が関係する違和感に対しては、常日頃からストレッチをしておくのが理想的です。なにもストレッチと言って構える必要はありません。ちょっとした息抜き時に、ポイントを押さえて背伸びするだけでも大きな効果が得られるものです。

 

大げさに考えず、常に「ストレッチ」という単語を念頭に置いておくだけで少なからず生活習慣は変わるはずです。普段の動作にちょっとしたスパイスを加える。たったそれだけで、健康の維持につながることを肝に銘じておきましょう。

 

 

◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆

 【ストレッチ】トップ
 筋肉の動きを頭に描いて、怪我に備える
 準備運動と、整理運動の違い
 5つの基本的ストレッチ
 肩甲骨を意識したストレッチ
 仕事中に出来る簡単ストレッチ
 筋肉の両端を離し、逆の動きを与える
 コラーゲンとエラスチンを学ぶ
 体の硬さは日々のストレッチでカバー
 柔らかさは配列の乱れを修正して取り戻す
 静的ストレッチと動的ストレッチ
 静的のスタティックストレッチについて
 動的バリスティックストレッチを行う
 動的ダイナミックストレッチについて
 ストレッチは風呂上りのリラックス時が有効
 筋力アップにはストレッチングが必須
 ストレッチで全身を柔軟に保っておく
 子供にもストレッチが有効
 腰痛のストレッチは連動した部位も忘れずに
 足のむくみはコンプレッションストレッチで対応
 ヒザの怪我防止には十分なストレッチを


 

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