肩甲骨を意識したストレッチ
走りに“効く”ストレッチを紹介しましょう。
例えば、電車の中なら吊り革、公園だと鉄棒、家ではドアの上にあるレールなどに、
肩幅より気持ち広く幅を取り、軽くつかまってみます。
その際、基本的には、ぶら下がらないで立てる高さがベター。
また、少し高いくらいなら背伸びをします。
つかまったら、前に突き出す感じでグッと胸を張ります。
この時に、背中の肩甲骨と肩甲骨がキュッとくっ付くように意識しましょう。
“小指に力を入れてつかまる”という感覚で行うと、
肩甲骨同士がくっつきやすくなります。
これは背骨周辺の筋肉のストレッチなのですが、意外なほど効果的なのです。
ジョガーなら日頃から下半身のストレッチは行っているはず。
また、それをしないと筋肉に疲労がたまってくるから自然にやりたくなるものです。
肩甲骨をほぐす重要性
ところが、上半身は忘れがちになります。
走ってもそれほど疲れを感じる部分でもないために、
下半身ほどケアに注意を払わないんですね。
だけど、実はこれが大間違い。
全身の筋肉は関連し合っていますから、下半身の柔軟性は背中、
とくに肩甲骨周辺の柔軟性に比例します。
この肩甲骨周辺が硬いと、スムーズに走れないといってもいいほどです。
だから、日頃から積極的にほぐしておく上手い方法が、
このストレッチというわけですね。
◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆
◇ 【ストレッチ】トップ
◇ 筋肉の動きを頭に描いて、怪我に備える
◇ 準備運動と、整理運動の違い
◇ 5つの基本的ストレッチ
◇ 肩甲骨を意識したストレッチ
◇ 仕事中に出来る簡単ストレッチ
◇ 筋肉の両端を離し、逆の動きを与える
◇ コラーゲンとエラスチンを学ぶ
◇ 体の硬さは日々のストレッチでカバー
◇ 柔らかさは配列の乱れを修正して取り戻す
◇ 静的ストレッチと動的ストレッチ
◇ 静的のスタティックストレッチについて
◇ 動的バリスティックストレッチを行う
◇ 動的ダイナミックストレッチについて
◇ ストレッチは風呂上りのリラックス時が有効
◇ 筋力アップにはストレッチングが必須
◇ ストレッチで全身を柔軟に保っておく
◇ 子供にもストレッチが有効
◇ 腰痛のストレッチは連動した部位も忘れずに
◇ 足のむくみはコンプレッションストレッチで対応
◇ ヒザの怪我防止には十分なストレッチを
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