筋力アップにはストレッチングが必須

筋肉をつけるのに有効な手段は果たしてなんでしょうか? それはこの、ストレッチなのです。初心者ほど筋力トレーニングとストレッチを別ものとして捉えがちなのですが、以下で説明するように密接な関係があります。ストレッチをすることで筋肉のつきを高めることが出来るわけです。

 

ではここで、筋力トレーニングをイメージしてみてください。ダンベルやバーベルといった専用器具を使い筋肉をつけていくトレーニングにおいて、基本は

「最大限に伸ばして、最大限に縮める」

というもののはずです。筋トレはすべからくこの原則から成り立っていますので、つまりは、トレーニングする上では「関節の可動範囲を余すことなく満遍なく使いこなしましょう」、ということなのです。

 

目いっぱいストレッチングした位置をしっかりと押さえて、そこから筋肉を縮めていくと、当然トレーニングのエネルギー量は増加します。そのためそれに比例して筋肉に対する刺激もアップすることになりますので筋肉がつきやすくなるということなのです。このようにストレッチは筋力トレーニングには欠かせないウォーミングアップ的な役割を担います。逆に、本格的に筋力をつけたいのであれば、このストレッチングは外すことのできない重要なファクターなのです。

 

 

全身の可動範囲を広げる

重要な箇所ですので、おさらいしておきましょう。

 

筋トレの基本原則が「最大限に伸ばし、最大限に縮める」ことですから、筋力トレーニングを始める前はいきなり取り掛かるのはNGです。まずは、十分なストレッチを行って全身の可動範囲を広げて柔軟な状態を保っておくことが欠かせません。そしてこの動かせる範囲を広くしておくストレッチングの方法ですが、

1.筋肉や関節を覆っている筋膜と呼ばれる部位からストレッチ

2.ダイナミックストレッチ

3.スタティックストレッチ

という流れで行うようにします。この流れが最も効果を最大限に発揮できる手法となるのです。

 

 

◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆

 【ストレッチ】トップ
 筋肉の動きを頭に描いて、怪我に備える
 準備運動と、整理運動の違い
 5つの基本的ストレッチ
 肩甲骨を意識したストレッチ
 仕事中に出来る簡単ストレッチ
 筋肉の両端を離し、逆の動きを与える
 コラーゲンとエラスチンを学ぶ
 体の硬さは日々のストレッチでカバー
 柔らかさは配列の乱れを修正して取り戻す
 静的ストレッチと動的ストレッチ
 静的のスタティックストレッチについて
 動的バリスティックストレッチを行う
 動的ダイナミックストレッチについて
 ストレッチは風呂上りのリラックス時が有効
 筋力アップにはストレッチングが必須
 ストレッチで全身を柔軟に保っておく
 子供にもストレッチが有効
 腰痛のストレッチは連動した部位も忘れずに
 足のむくみはコンプレッションストレッチで対応
 ヒザの怪我防止には十分なストレッチを


 

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