【4/12回】 3年ぶりの未体験ゾーンに突入
10kmを通過した時のタイムは確か、1時間3分前後と、自分的には
「まあ、こんなもんでしょ」的なペース。普段の10kmジョグの平均タイムが
1時間5分ぐらいのことを考えると、周りに流されることなく
自分なりに体力を温存しようとしている中では上出来です。
が、きっとこのブログをご覧頂いている皆さんは、
「えっ!? いったいそのペースで走って何時間で完走したのよ?」
という疑問があると思います(笑)。「サブ4を斬る!」なんて言っておきながら
大変恐縮です……当然そんな大それたタイムを達成出来る訳もなく、
なんとか完走できたような形だったんですね。
まあ、最終的なタイムは最後まで出し惜しみさせてくださいませ。
で、10kmを通過したところからは今までの練習でも走ったことのない未体験ゾーンに突入。
なので、それなりに「大丈夫かなぁ、右足のアキレス腱炎が発症しないかなぁ、
急にどこかの膝がパキーン! なんてなってしまわないかなぁ」と、
ネガティブなことも頭をよぎってドキドキしてしまいます。
そんなちょっとした不安もどこかに抱えながら黙々と走っていると、給水所を発見。
今回はこの給水に関しては、水ではなく出来るだけパフォーマンスの高い
「アミノバリュー」の給水だけを摂ろうと当初は考えていたのですが、
走り出してしまえば結局タイミングが合わずにそうもいかず、水給水と併用した感じに。
ちなみに、このつくばの給水所は「水」と「アミノバリュー」が交互にある形なので、
どちらか一方にしようとすると当然ひとつ飛ばしにしないといけません。
すると当日の天候が良すぎたものだから喉が渇く頻度も高くて
我慢なんて出来ないわけですよ。ですから自然と水もガブガブといってしまうのですが、
ココで個人的にはちょっと引っ掛かるポイントが。
水がなんとも遠くでカルキ臭かったんですね。きっと気にならない人は
全く大丈夫なレベルだとは思うのですが、普段水道水を飲み慣れてない身としては
一発で分かってしまうテイスト。なんせ飲食店に入ったときも
真っ先にチェックするのが「水」だったりするものですから。
アミノバリューがうますぎる
残念なことにこの水、蓋を開けるとすべての給水所がそんな感じでした。
まあさすがに、だから飲まないなんて野暮というか、潔癖でもないので
グビグビと腹がタプつくほど飲んでは走りを繰り返しましたが、
出来ることならちゃんとした水が飲みたかったなぁ、という単なる感想ですね。
で、そんな中威力を発揮したのはやはりアミノバリューで、
普段は気にも留めなかったんですが、水を飲むよりも断然“うまい”んですね。
このうまさっていうのは勿論旨い料理を口にした時のそれとは全く違くて、
なんて言うのか、体の状態にジャストな飲料とでも言いますか……。
すんなり体内に吸収されていくのが分かって、口に含んだ瞬間の味覚も
違和感が全くないというか一気に馴染むような感覚。普段は1年を通じて
一度たりとも飲みませんし、ましてやアミノの回し者でもなんでもないんですが、
いやはや、マラソン大会の時にこれほどマッチする飲料というものに
純粋に驚いてしまうわけですよ。
◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆
2013年 第33回開催
◇ 【1/12回】 会場までの道のり
◇ 【2/12回】 ペースランナーを見つけるべし
◇ 【3/12回】 欽ちゃんの仮装大会的コスチューム
◇ 【4/12回】 3年ぶりの未体験ゾーンに突入
◇ 【5/12回】 ロッキーおじさんとの再会
◇ 【6/12回】 二度と軽々しく“サブ4”なんて言えない
◇ 【7/12回】 “30kmの壁”が25kmでやってきた
◇ 【8/12回】 沿道の声援のありがたみを知る
◇ 【9/12回】 フルマラソンの給水でまさかのコーラ
◇ 【10/12回】 速い遅いに関係なく、誰もが満身創痍
◇ 【11/12回】 大げさではなく、立ち上がれない
◇ 【12/12回】 フルマラソン後のタクシーが嬉しすぎる!
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