タバコをやめて禁煙ジョグを開始
ここ最近はぽかぽかと、日中に仕事してても
外へ出かけたい衝動を抑えるのに必死です。
普段の業務が基本的にはデスクワークがメインですから、
打ち合わせ系の仕事が連発しない限り室内という日常なわけです。
もちろんメリットもあって、雨や雪でも濡れたり寒さで震えることなく
快適な状況をキープ出来るのですが、どちらがより人間的なのかといえば
答えは明確ですね。なので、日中室内にこもっているストレスや運動不足も兼ねて、
夜のジョグに励んでいるわけです。
さてさて、今回はタバコとジョギングの関係を見ていこうかなぁ、と思います。
そもそも自分自身が長いこと愛煙家だったものですから、
この辺の話は結構それなりに自信があります。まず、喫煙していた頃は、
こうして定期的に走ろうなんて気はまったく起きませんでした。
それもそのはず。
走り出したキッカケが、禁煙で増加した体重を落とすため、
もうそれ以上太らないためですからね。で、タバコを止めたと同時に
みるみる体重は増加していって、
ピークは確か10kgぐらいの増加だったと思います。
そこで、早速身近なダイエット法のジョギングから始めたんですが、
これが相当にしんどい。それまで走るなんてことを
全くしてきていなかったものですから、当時は1kmも走れなかった始末。
なんて言うのか、「肺が痛い」んですね。
その時は、「こんなんじゃ続かないから、もう、やーめた!」って
思ったんですけど、気付けば4年以上も経つ今でも続けてるという
奇跡というかなんというか(笑)。我ながら飽き性な自分が
これほどストイックなスポーツを続けていられていることが不思議です。
とは言え、禁煙を開始した当初は本当にしんどかったんですが、
諦めずに無理なく続けていくと、除々に肺の痛みもなくなってきて、
距離も伸びていったんですね。なので、吸い続けながら走っていれば
これほどスムーズに成長できなかったはずですから、
やはり完全に禁煙した後のジョギングは自分次第なんだと思います。
百害あって一理なし、だけれども
でも、本気でマラソンやジョギングを始めるから、禁煙しよう!
というのはボク的には反対です。矛盾するかもしれませんが、
走り続けて結果的に自然と禁煙するという状況が理想的だと思うんですね。
ボクの場合は医者からタバコ禁止の指令が出たのでなかば強制的に止めて、
禁煙ありきでのスタートだったわけですけど、マラソンありきの人たちは
そうとうこの禁煙は応えるはずです。自分も医者に言われるまでは
何度チャレンジしても止められなかったので、その中毒性の高さは
身を持って知っています。なので、いきなり禁煙ではなくて、
ジョギングを続けていく上で本数を減らして、
ランナーズハイなんかを味わいつつ、
「これだったらタバコを止めて走った方がだんぜん気持ち良い!」
ってなればベストだと思うわけですよ。
ではここで、具体的にタバコの害を見ていけば、体のなかの気道だったり、
一番ダメージを受ける肺に不純物が溜まっていくわけですよね。
そうなると普段ボク達が息をするときにはこの不純物が邪魔をして、
タバコを吸わない人よりもすんなり呼吸が出来ないということになります。
なので当然、この状態で走り出せば、うまく呼吸が出来ないわけですから
ゼーゼー具合がかなりのものに。ちなみに、普段の生活では
それほど気にならなくても、こうして肺の運動量がはっきりと影響する
ジョギング時などは歴然なんですね。他にも健康面の影響なんかも同じぐらい、
いや、それ以上にシビアにありますから、
タバコは百害あって一理なしとはよく言ったものです。
でもですよ。
しつこいようですが、愛煙家の皆さんはいきなり止めずに吸い続けながら走る、
そしてより気持ちよく走るために、
自発的に除々に止めていけば良いとボクは思いますよ。
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