疲労回復は、ぬる目のお湯にゆっくりと
ランナーに限らず、風呂好きという人は多いことでしょう。
ただし、疲労回復の効果を高めたいならば、
ぬる目のお湯にゆっくりと浸かることです。
38~40度ぐらいの温度の場合は15分以上が目安。
「熱い風呂にさっと入るのでも効果がある」
と考えている人も中にはいるはず。
でも、それでは疲労回復の効果は薄いものです。
むしろ熱いお湯は、筋肉を刺激し、緊張させます。
そして、自律神経も筋肉と同じで、気分が高揚したりもします。
結果、これではまるでトレーニング後のダウンというより、
アップになってしまいます。
ですから、疲れを癒すためには、
ぬる目のお湯にゆっくり浸かる必要があるのです。
さまざまな入浴効果を堪能する
その入浴の効果ですが、
血行が良くなることによる新陳代謝の促進、
血中の疲労物質の排出効果などさまざま。
また、水圧によって全身の筋肉が適度に圧迫されますから、
マッサージ効果も望めます。
お湯の浮力で体が浮くことも大切なポイントです。
普段、筋肉や関節は常に重力によって負荷が掛けられています。
走るとなるとその負荷はなお大きくなります。
しかし入浴で一時的に筋肉や関節を重力の負荷から開放することで、
十分に弛緩させることが出来ます。
完全にリラックス出来るということですね。
ですから、疲労回復のためには「ぬる目に長く」を実践しましょう。
◆ 下記の各ポイントも合わせてご覧ください ◆
◇ 【サブ4への道】トップ
◇ 日記(メモ)を付ける習慣を
◇ 6分間の階段トレーニング
◇ 芝生や土の上でのランが故障予防につながる
◇ 距離が伸びてきたらコースにもこだわりを
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